アディーレ法律事務所は怪しい?溢れるネガティブな情報を検証!
「アディーレ法律事務所は、怪しいからやめておけ!」
ネット上の噂を信じて、アディーレ法律事務所の利用をためらってはいませんか?
人はポジティブな内容よりもネガティブな内容のほうが頭に残りやすいものです。だから、ネットで一言でも「アディーレ法律事務所は怪しい…。」と書かれていれば、一気に不安になりますよね。その気持ち分かる気がします。
「火のないところに煙は立たない」といいますが、ではアディーレ法律事務所のどんなところが怪しいと思われているのでしょうか?
怪しいと思われている原因を3つピックアップしました。
原因① 事務員と弁護士の対応
最初の怪しいと思われている原因が「事務員と弁護士の対応」です。
事務員ベースの対応
アディーレ法律事務所に過払い金返還請求や任意整理を依頼すると、相談から手続きまで専門の弁護士さんが担当してくれるイメージがありますよね。
しかし、アディーレ法律事務所を利用した人の中には、「弁護士ではなくほとんどが事務員の対応で終わった。」と感じる人もいるようです。
確かにアディーレ法律事務所に相談や請求に行ったのに、弁護士ではなく事務員が対応をされることはあるようですね。
せっかく「ここで弁護士さんに相談すれば、やっと悩みから解放される…。」と思って足を運んだのに、事務員に対応されたら不安になりますよね。「本当にちゃんと請求してくれるの?怪しい…。」と思う気持ちも分かります。
請求の流れをシステム化したからこその弊害?
アディーレ法律事務所で事務員ベースの対応をされるのには、理由があります。アディーレ法律事務所は全国に支店を構え、膨大な数の案件を処理しています。それを可能にしているのが、業務のシステム化です。
過払い金請求にしろ任意整理にしろ、基本の手続きの流れがあります。そして、「すべての手続きは弁護士しか行えません!」という決まりはないのです。
もちろん、手続きの中には専門的な知識をもった弁護士でしか対応できないこともありますが、手続きの多くは事務員でも対応できるものなのです。
もちろん、事務員にもある程度の知識は要求されますが、アディーレ法律事務所では請求の流れをある程度システム化することで、事務員でも対応できるようにしているのです。
そのため、事務員ベースの対応をされたからといって「怪しい」と思う必要はないでしょう。こうしたシステム化によってスピーディな対応ができるとも言えますからね。
原因② ヤミ金と手を組んでいる提携弁護士なのでは?という疑念
2つ目の原因が、「アディーレ法律事務所は闇金と手を組んでいる提携弁護士なのでは?」という疑念です。
提携弁護士は、闇金と手を組んでいる!?
過払い金や任意整理の相談や手続きに応じてくれる弁護士や司法書士は、無条件にあなたの味方のように思えますよね。
もちろん、一般的には過払い金の返還や借金減額のために動いてくれる味方だといえます。
しかし、中には「提携弁護士」といってヤミ金業者と手を組んで業者から債務者を紹介してもらい、高額な着手金や相談料をむしり取る弁護士も存在しているのです。
もちろん、提携弁護士は違法行為ですが、「アディーレ法律事務所はヤミ金と手を組んでいるのでは?」と怪しまれているようです。
その根拠ははっきりしませんが、もしかすると過剰な広告がそうされているのかもしれません。
ヤミ金業者と手を組むと、たくさんの報酬を債務者からむしり取れ、そのお金があれば莫大な費用がかかる広告もバンバン打てるようになりますからね。
アディーレ法律事務所は、ホームページで提携弁護士の注意喚起をしている!
「アディーレ法律事務所は、ヤミ金業者と提携しているのでは?」と怪しい目を向けられているようですが、その心配はないでしょう。
なぜなら、アディーレ法律事務所自身がホームページで提携弁護士・提携司法書士に関する注意喚起を行っているからです。
アディーレ法律事務所 「提携弁護士・司法書士とは何ですか?」
https://www.adire.jp/faq/other/alliance.html
ヤミ金業者と手を組んでいる事務所が、自らのホームページで提携弁護士に関する注意喚起を行い、自分で自分の首を絞めるはずがありません。
怪原因③ 景品表示法違反による業務停止処分
3つ目の原因が、過去の景品表示法違反による業務停止処分です。
景品表示法違反とは?
アディーレ法律事務所は、過去に「1カ月限定で着手金無料!」というキャンペーンをしておきながら、実際には5年近くキャンペーンを継続して「景品表示法違反」を犯した経緯があります。
「5年間ずっと着手金が無料なら、利用する側は特に不利益になってないから問題ないのでは?」と思うかもしれません。
確かに利用する側は着手金に関しては一切お金を払っていないので、問題なさそうに思えます。
しかし、「1カ月限定で着手金無料」と「この先ずっと着手金無料」では、1カ月限定と書かれている方が、よりアディーレ法律事務所を利用したいと思えてきます。これがいけないことなわけです。
そして、アディーレ法律事務所は景品表示法違反を犯した結果、東京弁護士会より2カ月間の業務停止処分を受けてしまったのです。
景品表示法違反は、弁護士の問題なのか?
「違反」という文字を見ただけで、アディーレ法律事務所は怪しいと想像してしまいます。これは、普通の感覚です。しかし、景品表示法違反は、そこまで重大な問題のある行為だったのでしょうか?
「1カ月限定で着手金無料!」と謳っていながら、数万円の着手金を請求していたなら悪質です。しかし、実際に着手金は無料となっていました。もちろん、違反したのは事実ですが、業務停止処分を受けるほどの大きな違反だったのかは疑問が残ります。
それに景品表示法違反はあくまで広告のあり方に問題があったわけで、アディーレ法律事務所の弁護士の過払い金請求や任意整理の手腕の問題とはまた異なる気がします。
景品表示法違反からの業務停止処分と言葉だけ聞けば、「アディーレ法律事務所は怪しい!!」と思えますが、実際の内容を聞いてみるとそうともいい切れません。
まとめ
アディーレ法律事務所が怪しいと思われる原因と原因に対する見解を書いてきましたが、どう感じましたか?
もちろん、これ以外にもアディーレ法律事務所が怪しいと噂される原因はいくつもあります。
しかし、その噂の多くがネットであり、今回紹介したようにネットでのネガティブな噂は確証がないものがほとんどです。
もし、アディーレ法律事務所が怪しいと感じるなら、実際に電話をかけたり無料相談を利用して、怪しいか確かめたほうがよっぽど良いはずです。



